昨日(4月29日)早岐大恵寺様の大黒祭に出仕させていただきました。
その際に大恵寺様稲荷堂の木柾(日蓮宗でお経をよむ時、お題目を唱える時に打ち鳴らす法具。木魚よりもしっかりした音がなる)を見せていただきました。
木柾はだいたい何も書いてないのですが、たまにたくさん字が書かれているものを見かけます。そういう場合は大抵大勢のお上人のお寺・名前が書かれています。荒行堂で一緒に修行をした仲間に名前を書いてもらうのです。
大恵寺様で見せていただいた木柾はまさに名前がたくさん書かれているものでした。
そこである一点に目がとまりました。
『三行代表 九州日親寺 日祐』
日親寺の先代が書いたものだったのです。
先代が昭和36年身延山荒行堂で書いた木柾を前に、60年の時を超えてご縁を感じました。
見せていただきありがとうございました。
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