top of page

​開山 正長元年​日蓮宗 松原山

蓮.png

日親寺

日親上人祈りの水霊場

佐 世 保 で 精 進 す る お 坊 さ ん の ぶ ろ ぐ

​~ ご 来 訪 頂 い た ご 縁 に 感 謝。~

このページでは『投稿の詳細』をご覧頂けます。

​下へすくろうるして下さい。

蓮の花

  • nisshinji
  • 2020年11月9日
  • 読了時間: 2分

南無妙法蓮華経

日蓮宗ではお題目「南無妙法蓮華経」をお唱えします。

このお題目の中に「蓮華」が入ってますね。

この「蓮華」とは仏教ではとても大切にされている花です。

なぜ大切かと言いますと、それには大切な教えが含まれているからです。


①泥中不染

蓮華は汚い泥の中から綺麗な花を咲かせるのです。しかも泥が汚ければ汚いほど大きな花を咲かせるそうです。これは誘惑や苦しみに満ちたこの世の中においてもそれに染まらず綺麗は心を持つことにたとえられます。


②華果同時

蓮華には花と木の実が同時になります。これは産まれながらにして仏性を持っていることにたとえられます。


③一茎一葉

蓮華は一つの茎に一つの葉しかありません。これは執着をなくし、欲張らないということにたとえられます。


④不着水滴

蓮華は葉に繊毛という細かい毛がたくさん生えています。雨や水もその繊毛により葉に留まらずに落ちてしまいます。これは誘惑や苦しみも自分の身に降りかかってきてもそれを落とす力があるということにたとえられます。


⑤蓮糸織布

蓮華は糸を作ります。その糸で物を織ると色も変わらずに縮むこともなければ腐ることもないといいます。これは自分の軸や本性を失わないことにたとえられます。


⑥蓮根食用

蓮華は根の部分が蓮根(レンコン)。もちろん食べられます。これは自分を犠牲にしても他を助ける=菩薩行にたとえられます。


⑦蓮果薬用

蓮華は木の実が薬ともなります。薬となり他を助けるのです。これも菩薩行にたとえられます。


⑧蓮台成仏

以上のことから仏様は蓮台(蓮華の台)の上に座していらっしゃるのです。成仏することは必ず蓮華の上に乗るのです。


以上のたとえが入っている「南無妙法蓮華経」。皆さん一緒にお唱えしましょう。

ree

 
 
 

最新記事

すべて表示
なぜ日蓮宗はお題目を唱えるのか

前項で法華経は諸経の王であり、信仰すべきは法華経であると証明したが、釈尊の 教えを妙法五字で受けとめるところに聖人の特徴がある。 妙法蓮華経とは天台は一経の題目を釈するに五重の次第ありとして、名体宗用教の五重玄義を主張。聖人は名を五重玄に包摂するという総名の立場からお題目を唱えられた。 妙法五字を唱える功徳は陀羅尼品の「汝等但能擁護受持法華名者」の経文や 安楽行品・涅槃経等にもみられる。 五重相対

 
 
 
なぜ日蓮宗は法華経を信仰するのか

日蓮聖人は涅槃経の依法不依人の指針で一切経を読み、諸経の王が法華経であると確信された。以下にその理由を記す。 聖人は天台の五時八教、無量義経の四十余年未顕真実の経文を基として一代五時図を著された。爾前経は機根を調える為の方便であり真実の教えは法華経であるとされた。この法華経は法師品の已今当、すなわち已説は爾前経、今説は無量義経、当説は涅槃経であり、その已今当よりも優れた三説超過の教えであるとされた

 
 
 
勉強会 従地涌出品15

1~14 迹門 法師品から菩薩へ 15~28 本門 四安楽行 身安楽行 14ー3~35 親近処(心構え)不親近処(外面的近づくべからず) 口安楽行 14-36~45 悪口など 意安楽行 14-46~54 擯出 誓願安楽行14-55~59 慈悲行の実践 四種三昧とは 常坐三昧 阿弥陀仏を念じる 常行三昧 阿弥陀仏の周りを回峰する 半行半坐三昧 21日間念じ、回峰 非行非坐三昧 日々常住坐臥 =天台は

 
 
 

コメント


Ⓒ2020 nisshinji _ nichirensyu

bottom of page